今年の初めにお話をいただいた「北欧雑貨とレコードの店」。
工事金額も決まり、申請も提出し、いよいよ着工が目前となってきました。
今回はうなぎの寝床のような敷地とローコストがキーワードな建築です。
グレー、白、木 といったシンプルな色だけ使用し、素材も厳選すること、
中庭を設けることで、採光、通風を確保し、高価な防火設備を減らし、建具も厳選すること
ローコストの中にもこだわりを詰め込んだ建物にしました。
工務店は、地元の竹田工務店さん。
私が小さい頃から知っている大工さんたちです。
刻みができる職人さんが珍しくなってきた昨今に
できないところがあれば刻みですると簡単に言ってくれる職人さんがいる心強い工務店さんです。
予算の厳しい中、「初めて声かけてくれたんやし、頑張るつもりやから、何でも言ってくれていい。」
とやさしい言葉もかけてくださり、精一杯、私も応えていきたい思いです。
里道が敷地内にあり、払い下げに思ったより時間がとられる中、市役所の方や関係機関の方が柔軟な対応をしていただいたり
周りの方に助けられて、工事に向けて進んでいます。